こんにちは、otokuJETです。
以前、アフィリエイトをこれから始めようとする初心者の方向けに、
【完全初心者向けマニュアル】最短1時間で誰でもアフィリエイトで稼げる
という記事を書きました。
その中で、
「WordPressの初期設定やWordPressにインストールすると便利な機能があり、ブログ作成前にこれらを完了しておくとベターです」
と言いました。
今日は、必ずやっておきたいWordPressのおすすめ初期設定の手順を紹介します。
- わずか6つの初期設定。SEO最適化に影響を及ぼす設定もあります。
- ゆえ、記事を大量作成する前に、急がば回れの精神で事前に設定を完了しておきましょう。
- 書いてある通りに対応していけば、30分程度で終わります。
では、さっそく始めましょう。
WordPress初期設定①:一般
WordPress にログインし、左のメニューにある「設定」「一般」をクリックしましょう。

サイトのタイトルを入力する
「サイトのタイトル」について、WordPressの申込のときに記載したタイトルが表示されています。
もし変更したい場合は、変更しましょう。
変更しない場合は、次の設定へ進みましょう。
※サイトのタイトルは重要です。
ここで入力されるタイトルが検索エンジンの検索結果に表示されるからです。
つまり、ユーザーがGoogle等で検索してあなたのサイトを探そうとするときに、ユーザーがどのようなキーワードを入力したら、自分のサイトが検索結果に表示されるかを考える必要があります。
サイトのタイトルには、ユーザーがよく検索するキーワードを含めても良いです。
また、将来的にユーザーがタイトル名で検索されることを狙い、ユーザーから覚えてもらいやすいタイトル名をつけても良い。
マーケティングに例えるのであれば、既に顕在化しているニーズを狙っていくのか、新しいニーズを作りにいくのか。
あなたの戦略を決めましょう。正解はありません。
私の場合、将来的にユーザーから覚えてもらいやすいタイトルにしたいと思い、”40歳から起業”とつけました。
キャッチフレーズは空白のママ
「キャッチフレーズ」について、空白が表示されています。
空白のママでOKです。
次の設定へ進みましょう
※利用するデザインテンプレートによっては、入力したキャッチフレーズが、勝手にタイトルタグで囲われたり、見出しタグであるh2タグとなっていたりと、SEO観点でマイナスの設定担っている場合があります。
キャッチフレーズを入力しても、基本的に不利になることはあっても有利になることはありません。空白がベターです。
WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)を確認
WordPressアドレス、サイトアドレス、共に、WordPress申込時に取得したドメイン名が表示されているはずです。
もし、.com/wp/となっていれば、.com/に変更しましょう。
.com/wp/となっていなければ、次の設定へいきましょう。
※「WordPress アドレス」とはインストールしたWordPressファイルが保存されているアドレスのことです。
一方、「サイトアドレス」はサイトを表示するURLのことです。
この2つは、両方とも同じアドレスが表示されていることがSEO観点で良しとされていますが、WordPressをインストールした時に.com/wp/ となっている場合があります。その場合は、サイトアドレスを、http://xxx.com/に設定しておく必要があります。
管理者メールアドレスを設定する
デフォルトで入力されているメールアドレスが有効なものか確認しましょう。
もし、メールアドレスを変更したい場合は、普段利用しているものでも良いし、本ブログ用に新しく作成したものでも良いので、変更しましょう。
※ブログにコメントがついたり、リンクがついたりした時に、ここに入力されているメールアドレスに通知が届きます。
メンバーシップの設定はOFFのママ
メンバーシップのチェックボックスがOFFの状態になっています。
OFFの状態でOKです。
次の設定に進みましょう。
※WordPress では、自分以外のユーザーが記事を更新したりデザインを編集できます。自分以外のユーザーにアカウントを発行することができます。
メンバーシップの設定では、誰が「新しくユーザーを追加できるか」を決めることができます。
メンバーシップのチェックボックスをONすると、管理者以外の人でも新しくユーザーを追加できるようになります。
サイトのセキュリティを考えると、チェックをOFFにして、自分のみが新しいユーザーを追加できる状態にしておく方が無難です。
タイムゾーンの設定

最後に、日付や時刻などのタイムゾーンの設定です。
日本語版のWordPressをインストールした場合は、最初から日本用に最適化されているので全て初期設定のままで大丈夫です。
もし、外国向けのサイトの場合は、タイムゾーンはターゲットとなる国のタイムゾーンを選びましょう。
「日付形式」、「時刻形式」、「週の始まり」について、もし変更したいのであれば好みで変更しましょう。
最後に「変更を保存」をクリックしましょう。
WordPress初期設定②:投稿設定
次に、投稿設定です。
WordPress の左のメニューにある「設定」「投稿設定」をクリックしましょう。

必ず設定しないとデメリットになる項目はありません。
あらかじめ設定されている内容で問題ありません。
ただし、使い方によっては便利な機能もあるので、念の為、確認しておきましょう。
投稿用カテゴリーはデフォルトのままでOK
投稿をする時に選択するカテゴリーの初期設定です。
記事を投稿する時に記事ごとに設定できます。
ですから、ここはデフォルトの設定内容で大丈夫です。
デフォルトの投稿フォーマットはデフォルトのままでOK
投稿フォーマットとは、投稿記事の属性によって表示形式を変更できる機能です。
投稿フォーマットは以下のようなものがありますが、特定の表示形式に変更したい強い理由がない限り、デフォルトの”標準”のままで大丈夫です。
(WordPress Codex参照)
aside(アサイド) | 通常タイトルなしで表示。Facebook の Notes のようなもの。 |
gallery(ギャラリー) | 画像ギャラリー。ギャラリーショートコードと添付画像を含む投稿など。 |
image(画像) | 単独の画像。投稿本文内の最初の <img /> タグが画像と見なされる。もし投稿本文が URL のみの場合はそれが動画 URL となり、投稿タイトル (post_title) が画像の title 属性となる。 |
link(リンク) | 他サイトへのリンク。投稿本文内の一つ目の <a href=””> タグがその投稿の外部リンクと見なされる。もし投稿本文が URL のみの場合はその URL が外部リンクとなり、投稿タイトル (post_title) が名前となる。 |
quote(引用) | 引用文。引用文と引用元のテキストエリアを設けるのが望ましい。 |
status(ステータス) | 通常140程度の短い近況アップデート。Twitter のツイートのようなもの。 |
video(動画) | 単独の動画、または動画のプレイリスト。投稿本文内の最初の <video /> タグまたは object/embed が動画と見なされる。もし投稿本文が URL のみの場合は、それが動画 URL となる。 |
audio(音声) | 音声ファイル、またはプレイリスト。ポッドキャストにも使える。 |
chat(チャット) | チャット履歴。例えば以下のようなもの。 |
メールでの投稿はデフォルトのままでOK
WordPressではメールの内容をそのまま記事として投稿できる機能があります。
ただし、今後のアップデートでメール投稿機能は削除予定(参照:WordPress Codex)です。
また、スマホアプリからの記事投稿も可能です。
とうことから、本機能を使うことはないでしょう。
メールアドレス、ログイン名、ポート、パスワード、メール投稿用カテゴリーの初期設定については、デフォルトのままで大丈夫です。
もし、メール投稿を使いたい場合は、下記のようなプラグインを活用しましょう。
更新情報サービスはデフォルトのままでOK
更新通知サービスは記事の更新情報を様々なブログランキングサイトなどに自動通知する機能(PING)です。
ブログランキングサイトの「新着記事一覧」などに掲載されるようになります。
先輩ブロガーに聞くと、以下の理由で設定不要だそうです。
- 未設定でも、サイトのインデックススピード(=検索エンジンサービスに投稿記事が認識されるスピード)やランキングにさほど変化はない
- 突然サービスが停止するものも多く、毎回チェックするのが面倒
更新通知先としては以下のようなPINGサーバーがあります。
http://rpc.pingomatic.com/

http://ping.blogmura.jp/rpc/

404 Not Found

cocolog:@nifty

http://ping.freeblogranking.com/xmlrpc/

Error 404 (Not Found)!!1

http://ping.gpost.info/xmlrpc

http://rpc.pingomatic.com/

http://www.bloglines.com/ping

301 Moved Permanently

http://pingoo.jp/ping/

http://bulkfeeds.net/rpc

301 Moved Permanently

http://ping.ask.jp/xmlrpc.m

http://ping.blogoon.net/
WordPress はデフォルトで Ping-O-Matic (rpc.pingomatic.com) のサーバーが設定されているので、基本的にデフォルトのままで良いでしょう。
気になる方は、他のサーバーを設定するか、削除しましょう。
※ちゃんと使いたい方は、WordPress の公式ディレクトリでも紹介されている PINGOO を活用する手段もあります。
PINGOOは、国内で有効となっているPINGサーバーを定期的にチェックしていて、それらのPINGサーバーに更新情報を届けてくれます。
国内のPINGサーバーはすぐに利用できなくなるものが多くてチェックの手間がかかります。
利用できるPINGサーバーのみへ更新情報を届けてくれるPINGOOを使うメリットはありそうですね。
ただし、有料なのと効果が不明ですから、利用したい方は慎重に判断しましょう。
WordPress初期設定③:表示設定
次に、表示設定です。
WordPress の左のメニューにある「設定」「表示設定」をクリックしましょう。

1ページに表示する最大投稿数は10件程度
入力した数の投稿ページがトップページに表示されます。
最大でも10件程度に設定しておきましょう。
それ以上だと、トップページにたくさんの記事が表示され、サイトの読み込みスピードが遅くなってしまうことがあるからです。
RSS/Atom フィードで表示する最新の投稿数はデフォルトでOK
フィードは、ブログ記事を公開した時に自動的に登録者に通知してくれる機能のことです。
結論、デフォルトの数字でOKです。
※現在RSSリーダーを使用している人の大半が Feedly というサービスを利用しています。
Feedly は、サイトの過去記事を全て取り込んで、自動的に抜粋した上で表示くれます。
便利なサービスなので、この機会に使ってみてはいかがでしょうか。
検索エンジンでの表示はOFFでもOK
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」の右横のチェックボックスをONにすると、サイト全体にnoindex が設定されます。
つまり、WordPressでサイトを作成途中でまだオープンにしたくないなどの理由がある場合、ここをONにしおくと、検索エンジンに認識されないようにすることができます。
これをnoindexといいます。
基本的に、チェックボックスOFFで問題ありません。
※Googleはサイトの全ページを認識した上で、そのサイトのクオリティを評価し、評価の高いサイトが検索表示上位になるようにしています。
サイト内のあるページがユーザーにとって評価が低いと判断された場合、サイト全体の評価が下がる可能性があります。
そのため、低品質のページを検索エンジンであるGoogleに敢えて認識されないように(noindex)することで、サイト全体の評価を底上げすることができます。
後々、noindexをうまく活用することで検索順位をあげられることもありますので、興味ある方は調べておくと面白いと思います。
WordPress初期設定④:ディスカッション
次は、ディスカッション設定です。
WordPress の左のメニューにある「設定」「ディスカッション」をクリックしましょう。

デフォルトの投稿設定はすべてON
まず、デフォルトの投稿設定です。
「投稿中からリンクしたすべてのブログへ通知を試みる」のチェックをONにしましょう。
自分のサイトに他サイトのリンクを貼った時に、他サイトに通知メールが飛ぶようになります。
「新しい投稿に対し他のブログからの通知を受け付ける」のチェックをONにしましょう。
他サイトに自分のサイトのリンクを貼られた時に、自分に通知メールが届くようになります。
※この機能をピンバックといいます。
ピンバックは双方のサイトがWordPressで作られたサイトの場合のみ有効になります。
相手から届いたピンバックの許可や拒否は、コメントページから行うことができます。その時に、許可すれば相互リンクしたことになります。
ピンバックを使うことで、アクセス数の少ない初期の段階で、他のブログの運営者に自分のサイトを知ってもらうことができます。
「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックをONにしましょう。
自分のサイトに対するユーザーからのコメントを受け付けることができます。
他のコメント設定
続いて、ブログ記事に対するコメントに関する設定です。
「コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする」のチェックボックスはONにしておきましょう。
迷惑メールのようなスパムコメントを防ぐためです。
「コメントを XXX 階層までのスレッド (入れ子) 形式にする」のチェックボックスをONにしておきましょう。
誰が最初にコメントし、誰がコメントに返信しているか、が分かりやすくなります。
ブログのコメントで何度もやり取りすることは稀ですので、XXXの部分は多くても5階層程度の表示で問題ありません。
「ユーザー登録してログインしたユーザーのみコメントをつけられるようにする」や「1ページあたりxx件のコメントを含む複数ページに分割し、 xxのページをデフォルトで表示する」など、そのほかの項目については、基本的に使用する必要はありません。
ログインユーザー以外はコメントを残せなくなったり、無駄にコメントページが作られたりして、利便性が損なわれる可能性があります。
使用した方は、慎重に判断した上で、使用しましょう。
自分宛のメール通知
「コメントが投稿されたとき」については、基本的にONにしておきましょう。
コメントが投稿された時に、一般設定で設定したメールアドレス宛に通知が届き、コメントに気づきやすくなります。
「コメントがモデレーションのために保留されたとき」についても、デフォルトONで問題ありません。
記事に投稿されたコメントが承認待ちとなっている場合でも、メールアドレス宛に通知が届き、記事にコメントが付いたことに気づきやすくなります。
コメント表示条件
基本的に、
「コメントの手動承認を必須にする」についてはOFF、
「 すでに承認されたコメントの投稿者のコメントを許可し、それ以外のコメントを承認待ちにする」についてはON
にしておきましょう。
※スパムコメントがあることを考えると、「コメントの手動承認にを必須にする」はONにした方が良いです。
しかし、一度コメントが承認されたユーザーに対してもコメントされる度に承認が必要になり、味気ないです。
また、毎回一つ一つをチェックして、コメント表示してOKかどうかを確認する負担も大きいですから。
コメントモデレーション
コメントモデレーションは、何も設定しなくてOKです。
スパム対策に関する設定になりますが、別途Akismet というプラグインで設定しましょう。
Akismetを利用したほうが便利です。
コメント内で許可されないキーワード
コメント内で許可されないキーワードについても、何も設定しなくてOKです。
コメントモデレーションと同様に、スパム対策に関する設定になりますが、別途Akismet というプラグインで設定しましょう。
アバターの設定
アバターの設定は、基本的に初期設定のままでOKです。
※アバターとはコメント欄に表示される画像のことで、表示に関する設定を行うことができます。
もちろん、デフォルトから好みのものに変更しても大丈夫です。
なお、Gravatarというサービスを使うと、読者のコメントに返信する時に、その返信文に自分の顔写真を表示させることができます。
顔写真が表示されると、サイトの信頼性や親近感が増す可能性が高いので、興味のある方は使ってみると良いと思います。
WordPress初期設定⑤:メディア
次は、メディアの設定です。
WordPress の左のメニューにある「設定」「メディア」をクリックしましょう。

メディア設定は、WordPress の記事や固定ページに画像を表示する際に、画像のサイズを指定するための機能です。
メディアの設定は、基本的に初期設定のママでOKです。
サムネイル画像、中サイズ画像、大サイズ画像ごとに幅や高さを設定しておくと、記事や固定ページに画像をアップロードする時に、その表示サイズを、ここで設定したものの中から選べるようになります。
つまり、画像を挿入後、画像ごとにサイズを調整する手間が省けて便利です。
WordPress初期設定⑥:パーマリンクは初期設定から必ず変更
最後に、パーマリンクの設定です。
WordPress の左のメニューにある「設定」「パーマリンク」をクリックしましょう。

「カスタム構造」をクリックして、選択パターンから、「%category%」、「%postname%」の順番にクリックし、
「https://サイトドメイン/%category%/%postname%/」に設定することを推奨します。
理由は、ユーザーのアクセスのしやすさや、検索エンジンの評価に影響をおよぼす設定だからです。
※WordPress のデフォルト設定のまま、記事などのページを作ると、
ページのURLは” http://example.com/?p=012 ” のように数字と記号の組み合わせで表示されます。
URL のうち、末尾の「 ?p=012 」の部分をパーマリンクといいます。
数字や記号のような意味のない組み合わせのパーマリンクですと、サイトのユーザビリティやSEOの面でもネガティブな影響がでる可能性があります。
検索エンジンであるGoogleが推奨するURLは以下の引用の通りとGoogleは定義しています。
サイトのURL構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合はIDではなく意味のある単語を使用して)URLを構成できるよう、コンテンツを分類します。
引用元:https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/url-structure?hl=ja
デフォルト状態のパーマリンク「 ?p=012 」はGoogleが推奨する要件を満たさないのです。
WordPressにとってベストなパーマリンクは以下の2パターンです。
- http://example.com/カテゴリー名/記事タイトル
(例 https://otokuee.com/wordpress/fastest-starting-affiliate) - http://example.com/記事タイトル
(例 https://otokuee.com/fastest-starting-affiliate)
理想は前者です。
otokuee.comというサイトの WordPress のカテゴリーに属する記事であることを理解できるからです。
つまり、ユーザーも検索エンジンも、サイトの構成がどのようになっているかまでを把握することができます。
設定したら、「変更を保存」をクリックしましょう。
まとめ
最後にまとめです。
・WordPressで最低限確認しておきたい初期設定項目は6つです。 - 一般 - 投稿設定 - 表示設定 - ディスカッション - メディア - パーマリンク ・長くても、30分程度で確認・設定が終わります。 ・多くの項目はデフォルト設定で問題ありませんが、「パーマリンク」はユーザビリティ向上とSEO最適化のために設定しなおすことを強く推奨します。
読んでいただいてありがとうございました。
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